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色と光

ニュートンが虹の色を「7色だ」と决めたって、ほんと?

7色なのは音阶に合わせたから

ニュートンが発表するまで、虹は「3色」または「5色」と考えられていました。

3色:青、緑、
5色:むらさき、青、緑、黄、

ニュートンは、5色のむらさきと青の间、黄と赤の间に、それぞれの中间色の「あい色」と「だいだい色」をいれて、虹は7色だと考えました。

7色:むらさき、あい、青、緑、黄、だいだい、

しかし、実际のニュートンは、はっきりと7色と见たわけではありません。実験をしてみるとわかりますが、太阳の光をプリズムで分けても、光はくっきりと7つに区切れたりしません。色の境目はあいまいで、ぼおっと各色がつながった帯になっています。见方によっては、青と緑の间に「青みどり」があったり、緑と黄の间に「黄みどり」があったりと、7色よりもっと、无数の色があるようにも见えます。

ニュートンが「7色」としたのは、音楽と関係づけて「各色の帯のはばが、音楽の音阶の间の高さに対応している」と结论するためでした。なぜ音楽と関係づけさせたかったのかというと、ニュートンの时代の300年前のヨーロッパでは、音楽が学问のひとつで、音楽と自然现象を结び付けることが大事なことと考えられていたからです。たぶん、そうすることが当时はかっこよく感じられたのでしょう。

実はニュートン自身は、虹の色が无数にあることを知っていたということです。

音と音の间と虹の7色が対応しているとニュートンは考えていました。
この音阶(ドリアせん法といいます)の、ミとファの间、そしてシとドの间は半音で、あい色とオレンジ色のはばがせまいというニュートンの観察结果といっちします。

ニュートンってどんな人?

ニュートンは、300年ほど前に活やくした科学者です(1643-1727)。26歳でケンブリッジ大学の教授になり、若くしてイギリスを代表する科学者となりました。

「すべての物体はたがいに引き合っている」という「万有(ばんゆう)引力の法则」は、ニュートンがあるとき、りんごが木から落ちるのを见て発见したといわれています。ニュートンは、このような力学の発见だけでなく、光学や数学でも重要な発见をいくつもしました。

ニュートンが行なった実験や研究は、『プリンキピア』『オプティクス(光学)』という2册の本にまとめられています。この2册とも、300年后のいまでも、科学者や科学者を目指す人が読むべき本として、世界中で爱読されています。「虹は7色である」という考え方やその実験方法は、『オプティクス』にのっています。

ニュートンの本を见てきたよ

埼玉県和光市にある理化学研究所の図书馆には、ニュートンが书いて1706年に出版された『オプティクス』の原书(英语版第2版)があります。

300年前の本ってどんなものなのか、実物を见てきました。

ニュートン『オプティクス』

※注&苍产蝉辫;日本语ほん訳版は文库で入手しやすくなっています。
ニュートン着『光学』(岛尾永康訳?岩波文库)

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